2015年5月17日日曜日

女王の故郷


この2週間は九十九里。
海がすぐ近くのお宿に泊まり、毎日七転八倒。久々に高熱を出したり、声が出なくなったり、目まぐるしくそれらも過ぎて、どうにもできない思いばかりが有り余るほどあって5月の陽気に弾けそう。

情緒が形成される過程を考えてみると、ひとつの風景を見ていろいろなことを思ったり思い出したり、人を想ったり、それは沢山の土地で沢山の人に出会って出逢ってきたことに依るのではないだろうかというほどこの何年かで涙もろくなったし感じやすくなってしまったな。田んぼの稲たちは力を得てどんどん伸びていくそんな時期です。緑がきれい。

でももっと近づきたくて、それをずっと自分の近くに置いておきたいというわたしの欲が深いこと。
手に持っている小石を手放して大きな灯りを灯すべしです。

場所が変わっていま香取は佐原町。心地よい風が吹く場所でしあわせです。
九十九里の海にはダイブできなかったし利根川にもダイブしない。

意味も分からず歌舞伎町の女王を歌っていた小さい頃を思い出す。九十九里は人も町も良いところでした。イワシをうんとおじいちゃんに送ってあげたかった。



イワシの「さんが(叩いてから焼いたの)」とだんご(イワシのつみれ)汁。美味しかった。海で生きる人たちの知恵とか。


0 件のコメント:

コメントを投稿